「副収入を作って、今の生活を楽にしたいな…。」
と考えている人に向けて、この記事を書きました。
動画編集は、スキルを身につけながら、在宅でお金を稼げる魅力的な副業の1つです。
しかし、「実際にいくら稼げるのか」「どのくらい時間を使うのか」と不安に思うことも多いでしょう。
この記事では、
・動画編集を副業とした場合の月収のシミュレーション
・どのくらいの時間が必要なのか
・動画編集はどのくらい大変か
このあたりを解説します!
また、現役で動画編集者として家族を養っている私が解説します。
正直、「ネットで調べるとデタラメな情報が多いなぁ」と感じています。
そういう記事はだいたい動画編集の仕事をやったことがない人が書いています。
2年以上動画編集を仕事にしていて、動画編集のみで月80万円を稼いだことのある私が解説します。
動画編集の副業を検討しているあなたの疑問を解決していきましょう!
オリト
週7時間労働のフリーランスWebクリエイター。
子供2人と妻と暮らしています。
元・月収100万円の営業マン。
2021年から動画編集を仕事として始め、フリーランスとして独立。
独学で動画編集・デザイン・Webサイト制作を学び、1年後には月収100万円を達成。
「動画編集」「フリーランス」について情報発信をしています。
noteでも発信しています。
→noteはこちら
ざっくりの結論:動画編集の副業って、いくら稼げるの?
先にざっくり結論をお伝えしましょう。
副業で動画編集をやった場合、月に1万円~10万円くらいは稼げるでしょう。
ただし! 以下の要素で大きく変わってきます。
・動画編集スキル
・ちゃんと副業の時間をつくれるかどうか
・1本あたりの単価
・仕事が途切れないかどうか
こういった要素もあるので、1万円も稼げない人もいれば、数十万円稼げる人もいます。
この記事で解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
月収のシミュレーション
では、動画編集の副業をした場合の月収のシミュレーションをしてみましょう。
(落とし穴がありますので、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。)
ケース① 6万円
- 動画 1本あたりの単価:5,000円
- 1本あたり4時間の作業で納品できる
- 週に12時間を副業に使うことができる(平日は毎日1時間、土日は合わせて7時間)
月に約48時間を副業にあてられるとしましょう。
48時間÷4時間=12本納品
12本×5,000円=60,000円
月に6万円を稼げる計算ですね。
ケース② 2万5000円
- 動画 1本あたりの単価:5,000円
- 1本あたり8時間の作業で納品できる
- 週に10時間を副業に使うことができる(平日は毎日1時間、土日は合わせて5時間)
月に約40時間使えるとして、
40時間÷8時間=5本納品
5本×5,000円=25,000円
月に25,000円稼げる計算になります。
ケース③ 40万円
- 動画 1本あたりの単価:20,000円
- 1本あたり4時間の作業で納品できる
- 週に20時間を副業に使うことができる(平日は毎日2時間、土日は合わせて10時間)
月に約80時間使えるとして、
80時間÷4時間=20本納品
20本×20,000円=400,000円
月に40万円稼げる計算です。
本当にシミュレーション通りに行くの?
ここで注意です。
上で紹介したシミュレーションには穴があります。
それで私は失敗したので、同じ思いをしてほしくありません。
上のシミュレーションは、「まったく時間の無駄がなく仕事が入ってくる状態」の計算になっています。
実際のところ、
「仕事を探す」→「応募する」→「落ちたり、2次面接を受けたりする」→「受かったらやっと仕事ができる」→「仕事が定期的にもらえるとは限らない」
という流れも多いです。
仕事がぎっしり入ることはほとんど無いでしょう。
つまり、たとえ「月に80時間使える!」という状態だったとしても、実際に動画編集の業務にあたる時間はもっと少ないはずです。
イメージ的には、半分近くになると思います。
つまり、「上で紹介したシミュレーションの半額くらい」で想定していた方がいいかもしれません。
私のおすすめするシミュレーションの式はこちらです。
↓
月に使える時間 ÷ 1本を納品できる時間 × 1本の単価 ÷2 = おおよその月収
これよりも低い金額になることもあるでしょう。
あんまり甘い考えで想定してしまうと、後が大変になります!
「式はわかったけど、1本をどのくらいで納品できるかわからない」
「1本の単価ってそもそもどのくらいなの?」
こういう疑問もあると思いますので、説明しますね。
1本の納品にかかる時間
そもそも1つの動画を編集する時間って、どのくらいでしょうか?
これは、とても難しい問題です。
動画の種類や動画の尺、クオリティなどにより大幅に変わるからです。
極端に言ってしまえば、動画編集を専門でやっている人が1時間で終わる仕事もあれば、1ヵ月以上かかる動画もあります。
それだけ幅広いのです。
とはいえ、答えを出さないわけにもいかないので、一例を出してみましょう。
・YouTubeチャンネル動画:2時間~10時間
・ショート動画:30分~2時間
このくらいの編集時間が多いと思います。
(副業の場合で考えているため、あまり高度な編集は想定していません。)
私が実際に見てきた・経験してきた例
私は動画編集の仕事を2年以上受けており、また、外注をしたことも何度かあります。
その経験から、実際に1本あたりどのくらいの時間がかかるのかご紹介します。
次のような動画を想定します。
・YouTubeチャンネル向け動画
・バラエティ要素の低い、解説系の動画
・クリエイティブ要素も低く、比較的簡単な編集
・フルテロップ(話している部分すべてに字幕を入れること)
・素材尺:20分 完成尺:7~10分
まず私が実際にかかった時間だと、
・初心者の頃:10時間程度
・現在:1.5時間~3時間
という感じです。
外注の方々も、最初は10時間くらいかかっていたようです。
(慣れている人ではなく、初心者の方々に依頼していました。)
動画編集を早くするポイントは別の記事にまとめようと思いますが、
・その案件に慣れる
・ショートカットキーなどを駆使する
・PCスペックを上げる
・やらなくていい部分を見極める
このあたりがポイントだと思います。
1本あたりの単価
1本あたりの単価についても気になりますよね。
1本の動画でも、3,000円の仕事もあれば、50,000円以上の仕事もあります。
(企業のCMなどであれば、数百万円なんてこともありますが、副業では難しいでしょう。)
「副業で始めたばかりの人」を想定すると、5,000円~10,000円くらいがいいと思います。
もちろんそれ以上の単価に挑戦してもいいと思いますが、高ければ高いほど責任が生まれるはずです。
ちなみにクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトで相場を調べないほうがいいです。
あてになりません。
単価については別の記事で詳しく話していますので、ぜひそちらも読んでみてください。
実体験に基づいたアドバイス
さて、少しずつイメージが湧いてきましたか?
この記事の最初に、「月1万~10万円くらいは稼げる」とお伝えしましたが、
最初の1件を受けるまでが1番大変かもしれません。
なぜかというと、
・「この人には仕事を任せても大丈夫」と思われるレベルまで技術を身につける必要がある。
・オンラインで仕事に応募すると、競合が多い。
という問題があるからです。
逆に言ってしまえば、1件目が受けられるとその後はどんどん受注できるはずです!
まずは5,000円くらいの案件を1件受けてみることをおすすめします。
たまに1本1,000円などの激安単価を見ることもありますが、そういう案件は失礼な発注者が多いのでおすすめしません。
5,000円でも安いほうなのですが、初めての案件と考えれば悪くないです。
私は動画編集の仕事を始めた最初の頃、5,000円の継続案件を2つ受けました。
その案件を毎週続けて受けていき、半年後くらいに単価を10,000円に上げてもらったり、
もっと高い案件を獲得していきました。
副業ではなくフリーランスとしてですが、動画編集を初めて半年後くらいには月30万円くらいは稼げていたと思います。
(その他の仕事もしていました。)
動画編集は、即金性があるのが魅力的
最近はいろいろな副業がありますよね。
Webライター、ブロガー、YouTuber、動画編集者など、たくさんの稼ぎ方があって迷ってしまうと思います。
動画編集は納品すれば即お金になるので、生活費を稼ぎやすいと思います。
(Webライターも同様ですね。)
YouTuberやブロガーとして稼ごうとすると、そのチャンネルやブログを育てるまでにかなりの時間がかかりますし、稼げる金額もあまり読めません。
そういう意味では、動画編集は収入が予測しやすいと言えます。
副業の比較については別の記事で書きますね。
動画編集を学ぶ方法
動画編集を学ぶ方法は、独学やスクールなど、いろいろな方法があります。
「体系的に学びたい」
「短期間で効率的に学びたい」
「質問に答えてくれる人が欲しい」
このような人にはスクールをおすすめします。
▼クリエイター育成スクール Chapter Two(約40万円 / 無料相談ができます)
https://chaptertwo-school.com/
▼デジタルハリウッドSTUDIO by LIG (約33万円 / 無料説明会あり)
https://liginc.co.jp/studioueno/video_creator
独学で学ぶ方法もありますので、独学方法についてはまた別の記事でまとめますね。
関連する記事
動画編集を副業として始めるためのステップを紹介した記事もあります。
ぜひ合わせて読んでみてください!
まとめ
では、最後におさらいをしましょう。
副業として動画編集をした場合稼げる金額は、
1万円~10万円程度
が多いでしょう。
(もちろん、それ以上も可能。)
おおよその月収はこちらの式に、自分の状況を当てはめて考えてみてください。
月に使える時間 ÷ 1本を納品できる時間 × 1本の単価 ÷2 = おおよその月収
慣れれば時給1万円も可能です。
現に私は現在(2023年8月)、単価2万円以上の動画を1~2時間で終わらせることができています。
フリーランスなので、週に1日だけ働いて、後の6日はすべて休みにすることもできました。
慣れると本当に稼ぎやすいです。
しかし、とにかく最初は大変だと思います!
PCも買わなきゃいけないし、
スクールに入会するならお金もかかるし、
学ぶための時間も作らなきゃいけないし、
案件を取るための努力も必要です。
私は家族の生活がかかっていたので、「なんとしてでも生活費を稼がなきゃ」と追い詰められたおかげでなんとかなりましたが、
必死になれないとモチベーションも維持しづらいですよね。
そういう場合はスクールを利用したり、仲間を見つけてモチベーションを保つのも良いかもしれません!
”継続するために自分をどうコントロールしていくか”がとても重要です。
ぜひ頑張ってみてください!
この記事では、みなさんが
動画編集でお金をしっかり稼げるように
情報発信をしていきます!
オリト
週7時間労働のフリーランスWebクリエイター。
子供2人と妻と暮らしています。
元・月収100万円の営業マン。
2021年から動画編集を仕事として始め、フリーランスとして独立。
独学で動画編集・デザイン・Webサイト制作を学び、1年後には月収100万円を達成。
「動画編集」「フリーランス」について情報発信をしています。
noteでも発信しています。
→noteはこちら