「動画編集を仕事にしたい!」と思ったら、まず抑えておきたいポイントを紹介。

動画編集は、映像コンテンツがますます重要になる現代のメディア業界で必要不可欠なスキルです。
実際、私も現在(2023年8月)、2年以上動画編集の仕事をしていますが、動画の仕事の需要はまだまだ高まっていると感じます。
発注者から「動画編集を頼みたいけど、良さそうな人がいなかった。」という声もよく聞きます。

この記事は、
「動画編集に興味がある」
「動画編集を始めてみたい」
「動画編集でフリーランスになれるのか気になる」

という人に向けて記事をまとめました。

動画編集を初めて数か月で独立し、フリーランスとして自由に働いている私の経験も踏まえてお話しします。

 オリト 

週7時間労働のフリーランスWebクリエイター。

子供2人と妻と暮らしています。
元・月収100万円の営業マン。
2021年から動画編集を仕事として始め、フリーランスとして独立。
独学で動画編集・デザイン・Webサイト制作を学び、1年後には月収100万円を達成。

「動画編集」「フリーランス」について情報発信をしています。
noteでも発信しています。
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目次

本格的に始める前に簡単な編集をやってみよう!

まず、本格的なパソコンを用意したりする前に、スマホやタブレットなどで編集を経験してみることをお勧めします!

というのも、いきなり高価なパソコンを購入して「続かなかった」「自分に合わなかった」となってしまったらもったいないからです。

本格的に動画編集を仕事にするとなると、パソコンに20万円くらいは使うことになります。
また、有料ソフトに月6000円以上、素材サイトのサブスクに月数千円払う場合もあります。

なので、最初は無料アプリや安価なアプリから始めてみましょう。
私も最初は、スマホやタブレット、パソコンの無料ソフトで趣味の動画を編集するところから始めました。

最初は、次のような動画を編集してみることをおすすめします。

  • 遊びに行ったときの動画をまとめてみる
  • イベントの動画をまとめる
  • 会社の社内研修動画を作ってみる
  • 知人へのバースデー動画を作ってあげる
  • 自分のYouTubeチャンネルを立ち上げて投稿してみる

最初はこんな感じで、無料アプリでも問題ないものを作ってみるといいでしょう。

そして、
「動画編集、楽しいな。」
「楽しくはないけど、辛くはないから向いているかも。」
「思っていたより大変だからやめようかな」
という具合で判断できると思います。

「動画編集」の種類を知ろう

一口に「動画編集」と言っても、かなりの種類があります。

例えば以下のような動画編集の仕事があります。

  • YouTubeチャンネルに定期的に投稿する動画
  • ネットで配信する、企業・店舗・サービス紹介のプロモーションビデオ
  • 企業の求人用の動画
  • 社内用研修動画の編集
  • 対談動画のまとめ編集
  • TikTok、YouTubeショート、Instagramのリール動画などのショート動画
  • ネット媒体に乗せるための広告動画
  • テレビCM

まだまだありますが、このように「動画編集」と言っても多くの仕事があります。
どれをやるかによって、知るべき知識が違います。

ちなみに私が仕事にしているのは、こちら。

  • 企業のYouTubeチャンネルの動画
  • 個人ユーチューバーの動画
  • タテ型、数十秒のショート動画
  • お店のPR動画
  • スポーツの大会のハイライト映像
  • アーティストのPV
  • 企業が発信するオンライン講座の動画

テレビCMなど、そういったレベルの編集はしたことがありません。
主にYouTube向けの動画が多いですが、充分家族4人で生活できています。
月100万円くらいは全然稼げると思います。

とりあえず仕事として始めてみるなら、私のおすすめは、
・社内研修動画
・店舗紹介動画
・YouTubeチャンネル動画

のあたりです。

とはいえ、これらがすべて簡単だというわけではありません。
簡単な編集でもOKを出してくれるお客さんはいる、ということです。

まず覚えておきたいこと

もし「仕事として」動画編集をやっていくことを考えるなら、
まず最初に覚えたいことは、以下の内容です。

  • カット
  • トランジション
  • テロップ入力
  • 明るさ、色調補正
  • SE(効果音)やBGMの挿入

最低限このあたりの技術は必要になるでしょう。

これについて書くとボリュームが大きくなるので、詳しくは別の記事にまとめます。

簡単にこれらの技術を説明します。

カット

余計な部分を削ったり、動画の素材と素材をくっつけたりする作業です。

簡単そうに見えてとても奥が深く、1コマ単位でのカットを求められることもあります。

トランジション

動画と動画の繋ぎ目のエフェクトを「トランジション」と言います。

動画編集の種類によっては、ぜんぜん使わない場合もあります。
(私も仕事であまり使いません。)

テロップ入力

テレビでもよく使われている、いわゆる「字幕」のようなテキストです。

YouTube動画だと、解説系動画やバラエティ動画でよく使用されます。

動画の種類によっては最初から最後までテロップが必要だったりするので、重要なポイントです。

明るさ、色調補正

動画の素材のままだと、明るさが明るすぎたり暗すぎたりすることがあります。
また、色味が寒色(ブルー系など)に寄っていて暗い印象の場合は、少し暖色系に寄せたりします。
このあたりは初歩的な編集です。

ほかに、「カラーコレクション(カラコレ)」「カラーグレーディング(カラグレ)」という編集もあります。

カラーコレクションは、映像の色を実際の世界の色と同じように修正することです。

カラーグレーディングは、映像の色味を変化させたりして、視聴者に与えたい印象をうまく作ります。

YouTubeチャンネル用の動画だと、そこまでのクオリティは求められないことが多いので、まずは明るさの調整と色調補正を少しできるようにしておくといいでしょう。

SE、BGMの挿入

SE(効果音)やBGMの挿入は、必須の操作です。

あまり深く考えずにBGMとSEを入れている人も多いのですが、
「会話」「SE」「BGM」のバランスをしっかり考えなければいけません。

その他

そのほかにも、画像の挿入やエフェクトの入れ方など、覚えておいたほうがいい編集技術はたくさんありますが、まずは上で紹介したものから始めてみるといいでしょう。

動画編集の覚え方・練習方法

では、どうやって動画編集を覚えていったらいいでしょうか?

大きく分けて、手段は3つあります。

  • スクールに通う(オンライン/オフライン)
  • 教材を買って練習する
  • ネットの情報で独学する

ちなみに私は全くお金をかけずに独学で覚え、その技術でも月80万円くらいは稼げました。
必ずしもスクールに入る必要はないと思いますが、人それぞれに合った学び方があります。

スクールが良いのか、独学でできるのか、については別の記事で書いていこうと思います。

仕事にするなら、機材やソフトのスペックを上げよう。

仕事として動画編集をするのであれば、ある程度のPCスペックが必要になります。
また、ソフトも有料のソフトが良いでしょう。

「PCやソフトを変えると、何が良いの?」

と思われるかもしれませんね。

まず、ソフトに関して言うと、プロが使用しているソフトはかなり細かい編集や高度な編集が可能になります。
例えば、フォント(文字)の種類、色の調整できる範囲、音の調整できる種類、エフェクトの種類などです。

また、「Adobe Premiere Pro」というソフトを使用する人も多いのですが、相手がこのソフトを使用している場合、連携が取りやすいというメリットもあります。
(「Adobe Premiere Proの人しか受け付けません」という仕事もかなり多いです。)

そして、このような高度な編集ができるソフトを使用する際には、高いPCスペックが必要になります。
数万円の安いPCで動かそうとしてもまともに動かず、止まってしまいます。

私は12万円くらいのノートPCでAdobe Premiere Proを動かしてみましたが、まともな編集ができませんでした。
現在は25万円くらいのデスクトップPCと、定価40万円ほどのノートPCを使用しています。

こういう理由があるので、動画編集を仕事にする際にはPCとソフトにお金がかかります。

しかし、よく考えてみてください。

お金がかかるのは初期投資だけで、その後は「仕入れ値」などがありません。
月々数千円のソフト使用料だけで済むというのは、なかなか魅力的な仕事だと思います。

動画編集の仕事を受けるにはどうしたらいい?

では、必要なものが揃い、動画編集の技術も身についたとしましょう。

すると、

「どうやって仕事を受けたらいいの?」

という疑問が浮かぶと思います。

これについてもいくつか方法があります。

  • オンラインで募集している案件に応募する
  • 企業に営業をかける
  • ユーチューバーに営業をかける
  • 知り合いに営業をかける
  • 紹介してもらう

「動画編集をやってくれる人を探している!」という知り合いがいたら手っ取り早いのですが、なかなかそうもいきませんよね。

オフラインの営業もぜひ挑戦していただきたいですが、始めやすいのは「オンラインで募集している仕事に応募する」という方法です。
私も最初の頃はこれで仕事を取ることが多かったです。

仕事の取り方については、今後別の記事で詳しく書いていこうと思います。

まとめ

動画編集について、少しでもイメージが湧きましたか?

私は2023年8月現在、フリーランスとして動画編集を仕事にしていて、かなり自由に働けています。

週に7時間くらい働く生活です。
それで家族4人で生活できています。

なかなか良い仕事だと思うので個人的にはおすすめですが、注意してほしいことがあります!

それは、「続けるのが辛くないか」という点です。

正直なところ、「PCをずっと触っているのが辛い人」には向いていない気がします。
私はPC自体が好きなので、ずっと触っていてもそんなにストレスが無いです。

まずはあまりお金をかけず、自分に合っているかどうかを見極めてみてください!

このブログでは、

  • 動画編集を仕事にする方法
  • 動画編集でちゃんと生活費を稼ぐ方法
  • 動画編集でフリーランスとして独立する方法
  • フリーランスとして自由に働く方法

などを紹介しています!

 オリト 

週7時間労働のフリーランスWebクリエイター。

子供2人と妻と暮らしています。
元・月収100万円の営業マン。
2021年から動画編集を仕事として始め、フリーランスとして独立。
独学で動画編集・デザイン・Webサイト制作を学び、1年後には月収100万円を達成。

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