デスクトップPCとノートPC、動画編集用に最適なのはどっち?動画編集クリエイターが解説!

動画編集用のPCを選ぶとき、

「デスクトップPCとノートPC、どっちがいいんだろう?」

と悩むこともありますよね。

この記事では、私自身が両方を使用して感じたメリット・デメリットなどを紹介します。

あなたの使い方に合うPC選びができるはずです!

PCスペックの選び方や、MacとWindowsの選び方については別の記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。

 オリト 

週7時間労働のフリーランスWebクリエイター。

子供2人と妻と暮らしています。
元・月収100万円の営業マン。
2021年から動画編集を仕事として始め、フリーランスとして独立。
独学で動画編集・デザイン・Webサイト制作を学び、1年後には月収100万円を達成。

「動画編集」「フリーランス」について情報発信をしています。
noteでも発信しています。
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目次

デスクトップとノート、どちらがおすすめ?

先に、ざっくりの答えだけ載せておきますね。

PCを移動させる必要が無いのなら、デスクトップ。

PCを持ち運びたいのなら、ノート。

どちらもあると1番良い。

という感じです。

それぞれのメリット・デメリット

デスクトップ型PCとノートPC、それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。

デスクトップ型パソコン

デスクトップ型のメリット

高いパフォーマンス

デスクトップPCはノートPCに比べて、高いパフォーマンスを発揮できることが一般的です。
動画編集には処理能力が重要ですので、この点ではデスクトップPCが優位です。

拡張性が高い

デスクトップPCは内部のパーツを追加・交換しやすいため、カスタマイズやアップグレードがしやすいです。
例えば「高度な編集業務も増えてきたから、スペックを上げよう。」という時にもアップグレードしやすいです。

価格が安い

同じ性能のノートPCと比べると、デスクトップPCはより安価に入手できることが多いです。

熱を持ちにくい

デスクトップPCは大きな冷却ファンやヒートシンクを搭載できるため、長時間の高負荷作業でも安定して動作します。

デスクトップ型のデメリット

外で作業ができない

デスクトップPCは当然、持ち運びが困難です。
外出先で作業ができません。また、家の中でも「ちょっと別の部屋に移動して作業しよう。」ということができません。

スペースを使う

PC本体が大きく、またモニターやキーボードなどの周辺機器が別途必要なため、ある程度の設置スペースが必要になります。

ノートパソコン

ノートPCのメリット

持ち運べる

ノートPCはコンパクトで軽量なため、持ち運びやすく、外出先での作業に適しています。
また、家の中でも自由に移動して作業が可能です。

周辺機器が必要ない

ノートPCはディスプレイやキーボードが一体型なので、デスクトップPCと違い、別途購入する必要がありません。
ノートPC本体を買えばすぐに使うことができます。
(ただし、サブディスプレイ等はあったほうが快適。)

ノートPCのデメリット

パフォーマンスが低くなりがち

ノートPCは、同じ価格帯のデスクトップPCに比べてパフォーマンスが低くなるため、高度な動画編集がしづらい場合があります。
(価格を上げれば問題ない。)

拡張性が低い

ノートPCは小型で内部のパーツが交換・追加しにくいため、カスタマイズやアップグレードが難しいです。

熱が発生しやすい

コンパクトなため、デスクトップPCと比べると熱がこもりやすく、長時間作業すると熱暴走する可能性があります。
熱暴走が起きた場合、「動作が遅くなる」「エラーが頻発する」「操作ができなくなる」「電源が落ちる」等の問題が起きる可能性があります。

価格が高い

同じ性能のデスクトップPCに比べて、ノートPCのほうが高価になりやすいです。

「どうやって使いたいか」を考えよう!

さて、メリットとデメリットをまとめましたが、結局のところ、

「自分にはどちらが合っているんだろう?」

という疑問が出てくると思います。

ケースに分けて考えてみましょう。

①YouTube向けの編集をする・費用は抑えたい!

例えば、YouTubeチャンネル向けの動画を編集してお金を稼ぐとします。
そして、費用をできるだけ抑えることとしましょう。

その場合は、デスクトップPCがおすすめです。

YouTubeチャンネルの動画編集だと、そこまでクリエイティブな編集は求められないことが多いです。
(チャンネルの種類や規模によります。)
そのため、PCスペックはそこまで高くしなくてもいいですね。

また、費用を抑えたいということであればノートPCよりもデスクトップPCのほうが安く済みます。
(周辺機器にこだわらなければ)

②外出先で使いたい・部屋を移動して使いたい

外出先でPCを使用する可能性がある場合や、部屋を移動して作業したい場合は、当然ノートPCがおすすめです。

私は「移動して作業することなんて無いだろう」と考えていましたが、次のようなシチュエーションが発生したためノートPCも購入しました。

  • 妻の実家に帰省している時に仕事ができない
  • クライアントのチェック待ちをしているが、外出したい
  • 子供の様子をリビングで数時間見る必要が出たが、PC作業は自室でないとできない
  • 外で撮影の仕事をして、その場でデータを保存してチェックしたい
  • 足の手術を受けることになったが、手術中に仕事をしたい

あなたも似たような状況が想定できるなら、ノートPCがいいかもしれません。

③とにかくクリエイティブな映像を作りたい!

とにかく美しい映像・エフェクトにめちゃくちゃ凝っている動画 などを作っていきたいのであれば、デスクトップPCがおすすめです。

ノートPCでも高性能なものはありますが、デスクトップPCと比べてしまうと限界があります。
また、ノートPCに高負荷な処理をさせると熱暴走するリスクも高いです。
デスクトップPCはとにかくどんどん高性能に拡張していけるので、ノートPCよりも快適になるはずです。

デスクトップPCの「外出して使用できない」というデメリットについては諦めるしかなさそうです。

私の使用例

参考までに、私が実際どのような仕事をしていて、どのようなPCを使用しているか紹介します。
個人的な話になってしまうので、飛ばしたい方は最後の「まとめ」の方をご覧ください。

仕事内容

私は基本的に、企業のYouTubeチャンネル用の動画を編集しています。

2~3人の話者が、その業界の知識を解説するような動画です。
バラエティ要素・クリエイティブ要素はあまり無いので、高度な編集は必要ありません。

たまに別件で、お店の紹介動画や、スポーツの大会のダイジェスト動画などを撮影から編集まで行います。

その時は少しクリエイティブな編集が必要になりますが、今のところ4K画質は求められたことが無いので快適に作業できています。

念のため、4K画質が求められたとしてもちゃんと動くPCを用意しています。

使用しているPC

実際に仕事に使用しているPCはこちらです。(2023年4月現在)

メイン – デスクトップPC(Windows)

  • BTO(オーダー)のPC
  • CPU – Core i7 第10世代
  • メモリ – 64GB(32GBから増設した)
  • ストレージ – SSD 240GB + SSD 500GB + HDD 4TB
  • グラフィックボード – NVIDIA GeForce RTX2060
  • モニター – 4K 1枚、フルHD 1枚、計2枚

こちらは「TSUKUMO」というサイトで購入しました。
(自分好みのスペックを選んで購入できます。)

「動画編集を仕事にしよう」と思ってお金の無いときに購入したので、スペックを抑えてこちらにしました。
本体のみで当時15万円くらいだったと思います。

2020年9月に購入したのですが、今はCPUとグラフィックボードのスペックを上げたいな、と思っています。

サブ – ノートPC(Windows)

  • ASUS ZenBook Duo 14インチ
  • CPU – Core i9 第12世代
  • メモリ – 32GB
  • SSD – 1TB
  • グラフィックボード – GeForce RTX 3050 Ti

メインのデスクトップPCより、基本的なスペックが高いです。笑
動画編集でお金が稼げるようになって、PCにお金をかけられるようになったので、高性能なノートPCを買うことができました。

定価で40万円くらいのPCでしたが、Amazonで32万円ほどで購入しました。

やはり外出先で使えるし、部屋を移動して使えるのがとてもいいですね!

このくらいのスペックだと、動画編集も問題なくサクサク動きます。
(高度なエフェクトはまだ試していません。)

ただ、操作性で言うと、やはりデスクトップのほうが好きです。

ノートPCだと、
・キーボードが狭い
・テンキーが無い(ものが多い)
・マウスが無い
・ディスプレイが小さい

こういった問題があるので、できるだけデスクトップのほうを使用しています。

普段の仕事や生活の中での使い方

普段どのように使用しているか、紹介しますね。
あなたのPC選びの参考になれば嬉しいです。

基本的にはデスクトップPCで仕事をする

外出する仕事はあまり受けないようにしているので、基本的にはデスクトップPCで仕事をしています。

仕事での使用率で言うと、「デスクトップ:ノート=9:1」くらいです。

やはりデスクトップPCのほうが快適なので、メインで利用しています。

ディスプレイが大きく、モニターも2枚にしているのでとても作業しやすいです。

カフェなどでノートPCを使う

最近はカフェでノートPCを開き、簡単な作業をこなしています。

カフェでは、ブログ記事を書くことが多いです。
(この記事も近所のスタバで書いています。)

カフェで作業をすると、自宅に居るより怠けないのでいいですね!

ただ、動画編集はカフェだと作業しづらいです。

動画編集は音を聞く必要もあるし、データ容量の問題でSSDも繋ぎたいし、できればモニターも大きいほうがいいのですが、
カフェでイヤホンを繋いで(ワイヤレスだと音ズレが発生しそうなので有線にしている)、
SSDも繋いで、
モバイルバッテリーとPCを繋いで…
とやっていくと、机の上がごちゃごちゃしてくるので人目が気になります。笑

Webライティングや、ちょっとしたデザインの作業ならカフェでも快適にできそうです。

※混み合っている時間帯は迷惑になるので、私は空いている時間帯を狙っています。

子供を見なければいけない時には、ノートPCを使う

うちの娘(3歳)は1階のリビングの横の部屋で寝ているのですが、僕が娘を寝かしつけて2階の自室に作業をしに行くと、居ないことに気が付いた娘が泣いてしまいます。

かわいそうなのでできるだけ2階に行かないようにしていたのですが、作業もしたいので困っていました。

ノートPCを購入してからは、娘が寝ている隣の部屋で作業ができるようになったので、娘も安心して寝ています。

こういう面でも非常に助かっています。

まとめ

では最後に、デスクトップPCとノートPCのメリットとデメリットを簡単にまとめておきます。

デスクトップ型PC

  • パフォーマンスが高い
  • 拡張性が高い
  • 価格が安い
  • 熱暴走が起きにくい
  • 移動して作業ができない
  • スペースを使う

ノートPC

  • 持ち運べる
  • 周辺機器が必要ない
  • パフォーマンスが低くなりがち
  • 拡張性が低い
  • 熱暴走が起きやすい
  • 価格が高い

もちろんこれらには例外もありますが、ざっくりまとめるとこのようになります。

ぜひ自分に合ったPC選びをしてください!

別の記事では、
「動画編集には、MacとWindowsどっちが最適?」
「動画編集用PCのスペックはどれくらいがいい?」
このようなテーマを書いています。ぜひ合わせて読んでみてください!

 オリト 

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